“ふつうの人”が年間100冊読書するコツ

本を読むのが好きで、私自身は年間100冊以上は読みます。でも速読ができるわけではないし、幼い頃からたくさん読書をしてきたわけでもありません。能力的には”ふつう”です。

でも「体系的に学ぶ」ということは好きだったので、大学生の後半くらいから少しずつ本を読むようになっていき、ここ3年くらいは年間100~150冊くらいは読むようになりました。ジャンルはマーケティングやキャリアを中心としたビジネス書が中心です。小説も時々読みます。

そんなわけで、ふつうの人が年間100冊以上を読むコツをご紹介したいと思います。

完璧主義を捨てる

前提として、完璧主義にならないことが重要だと思っています。読みたい本を読む!面白くない、自分には難しすぎると思ったら読むのを辞める!というのは限られた貴重な時間を費やす上でとても大切な判断だと思います。また、後述しますが、目的に応じて「すべてを読まないといけない」という思い込みも捨てるべきだと思います。もし、その読書を通じて知りたいことが明確であれば、それ以外のところは読まなくても良いくらいの気持ちで気楽に読書を始めることが大切です。

読書を目的を明確にする

私は本を読むとき、以下のように目的に応じて読み方を変えます。

◆知りたいことが明確な読書

「知りたいことが明確な読書」の場合、読み方はとても簡単です。目次を読んで知りたいことが書いてありそうなところだけじっくり読みます。それに派生して、知りたいことができてきたら、目次に戻って、その箇所を探して読みます。結果的にすべてを読むことにはなりませんが、実ある読書ができるはずです。

◆漠然と気づきを得たい読書

知りたいことが明確ではないけど、タイトルに惹かれ何か今の自分のヒントになるような気づきがあるのではないか…と思って始めるのは「何かの気づきを得たい読書」です。この場合は、目次をさっと読みますが、基本的には1ページ目から順に読んでいきます。ただし、興味のないところや「他の本と同じようなことを書いているな」と思うところは斜め読みもしくは見出しだけ拾ってサクサク読んでいきます。そして、自分が気になるところ、興味が持てるところはドッグイヤーをしたり、線を引いたりしながらじっくり読みます。

◆内容を楽しみたい読書

「内容を楽しみたい読書」は小説など、その文章自体を楽しみたい読書です。これはそもそも早く読む必要がないと思いますので、じっくり1ページ目から時間をかけて読めば良いと思います。あくまでエンターテイメントですので。

読みたい本を読む

結局はこれが読書の真髄だと思っています。読書は自己投資の側面もあるので「ためになる本を読まなければ」と思ってしまいがちです。私自身もよくそう思ってしまいます。しかし、自分の自由な時間の中で読書をする上で、読みたくない本や興味がない本を読むのは本当に苦痛ですし、そういう気持ちで読んでも、よほどストイックな人でない限り読んだ内容は頭に入ってきません。読むジャンルが偏ってしまうという側面はありますが、とにかく本屋で「読みたいな」「面白そう」と思った本を買う、ということが何よりおすすめです。読んだ本から派生して他のジャンルの本にも興味が広がることはよくあることですので、ぜひ、自分の気持ちに正直な読書を楽しんでください。

ちなみに、私もたくさん読書に関する本は読んできましたが、上記のような読書観は「王様の速読術」に影響されています。

「王様の速読術」斉藤英治(2006年 ダイヤモンド社)

「速読術」という言葉があるので一見テクニカルな内容に思えますが、結局は「目的をもって意味のある読書をしましょう」という本質的なことが書かれています。深く読書法を学んでみたい方は読んでみてはいかがでしょうか。

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